水槽等にメダカを移してみよう!
メダカを水槽等に移す作業を、『水合わせ』という事と知っていましたか?
これは、ペットショップで購入してきても、自ら川で捕ってきても水槽等に移す場合に用いられる言葉です。
この作業は、魚の飼い方を知っている方であれば、誰もがやった事のある事でしょう。
しかし、よく飼い方が分からない方にとっては、しっかりと覚えてから移すようにしましょうね。
では、ペットショップで購入してきた場合を例にして紹介してみます。一般的なペットショップでは、メダカを購入すると水の入ったビニール袋にメダカを入れて持ち帰ります。
もし、川からメダカを捕ってきた場合も、川の水と一緒にビニール袋へ一度移して下さい。
このビニール袋を、メダカが入った状態で移す予定の入れ物(水槽等)に、1時間程度浮かべておきます。
そのようにする事で、元々メダカがいた場所の水と、水槽の中に入っている水の温度が同じ位になってきます。
触ってみて、水温が同じ位になったと確認が出来たら、メダカの入っているビニール袋の中に、水槽等の水を少しだけ入れてあげます。
そして、その状態でしばらく置き、数回この作業を繰りかえります。この方法は、基本的な飼い方ともなる方法であり、水換えする時にも同じように使える方法なのです。
このようにする事で、メダカが新しく移る環境に慣れさせる事が出来るのです。
もし、この様な作業をしないとどうなると思いますか?実は、急に移してしまう事で、メダカがビックリしてしまい、ストレスがかなり掛かってしまう恐れがあるのです。
また、水槽等に移すときの注意として、ビニールの水ごとそのまま移す作業はやめてください。
出来れば、網などですくってあげてから、移動するようにしましょう。でも、『今まで住んでいたところの水だから良いのでは?』と思いますよね?
実は、水草を食べてしまう貝のタマゴが水に入っていたり、病気等を持ってきてしまう恐れもあるのです。
その為、水ごと入れる事は避けた方が無難でしょう。飼い方を色々と考える上で、水や水質に慣れさせる為の作業は、とても欠かせません。
ですから、もし今までその様な事をしていなかった方も、次に購入した場合には忘れずに、この様な作業をするように心掛けましょう。