メダカは小川で見かける日本の固有種

2017年9月29日

メダカは日本の田園や小川、池に昔から住んでいる固有種です。野生種はこげ茶色をしていますが、地域によっては若干色の違いを見ることが出来ます。

ただ、小川や池の環境悪化、田園での農薬の使用により、住居を追われることとなったのです。

ただ、最近になってメダカを復活させようと言う環境の整備や保護活動が入り、徐々にメダカの数が増えてきているのが現状です。

メダカはペットショップなどで簡単に手に入るようになってきており、自宅の玄関先、集合住宅のベランダなどで気軽に飼える魚として今、人気を帯びています。

メダカ鑑賞は18世紀頃から始まったと言われています。名前は単純に目が高い位置にあるからと言う外見の特徴から来ています。

19世紀に入ると金魚の鑑賞が主流となり、メダカの鑑賞の習慣は減っていった模様です。金魚は色鮮やかで華々しいので、メダカの人気が衰えていったのも仕方ないのかもしれませんね。

20世紀にはいると、熱帯魚ブームに入ります。戦後には海外から多くの熱帯魚が輸入されるようになり、一気に熱帯魚ブームが巻き起こりました。

メダカの異変種であったヒメダカも大型熱帯魚の餌として流通するようになり、メダカはやはり人気がなかった様子です。

そして21世紀に入り、またメダカのブームがやってきました。鮮やかな紅いメダカや熱帯魚のような美しさを持ったメダカが流通し始めたからだと言われています。

またメダカは熱帯魚と比較すると飼育コストが非常にリーズナブルなので、それもメダカの人気をアップさせた理由とされています。

はじめに

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