元気にメダカを育てるための飼育環境とは?
メダカの飼い方ついて、最も基本的なものとしては、やはり広いところで飼ってあげるという事でしょう。想像してみて下さい。
メダカは川に生息していますが、本来は広くて浅い所に住んでいます。
その為水槽を選ぶ時には、深いタイプの物よりも広いタイプの物を選ぶようにしましょう。では、一体どれ位の広さが良いのでしょうか?
確かに、広ければ広いほど良いのは当たり前なのですが、やはり家の中での置き場所も考慮しなければなりませんよね?
自分の家に合った物で、『出来れば広めの物を買う』という事だけ覚えておくと良いでしょう。
次に、広い容器を準備してあげると必要になってくるのが、酸素の確保になります。ご存知とは思いますが、水面近くには豊富に酸素があります。
しかし、水深が深くなればなる程、酸素というものは薄くなっていくのです。メダカを飼う上で、色々と考えることがあるでしょう。
例えば、『餌は何をあげようか?』『水槽を何処に置こうか?』等、これらについては考える方は多くいるかと思いますが、さずがに水質で頭を悩ませる方が多くは無いようです。
実は、この水質こそがメダカを飼う上で一番重要なことなのです。適切な水質をいかに作り、そしてそれをいかにキープするのか?という事です。
ちなみに水質は、弱酸性から弱アルカリ性が理想だと言われてます。私達が一番用意し易いのは、水道水の弱アルカリ性です。
また、水温は25~28度を保つようにしましょう。この温度は、活発にメダカが活動する温度ですので、きっと元気に元気に動きまわることでしょう。
そして、とても水流に弱い魚だという事を、しっかりと覚えておいてください。
よく、水槽の中に水流を生み出す装置等を付ける方がいますが、それはメダカにとっては逆効果ですので、つけないようにした方が良いでしょう。
このように、適切な飼育環境を自分なりに作ったと満足していても、やはり生き物ですので弱ってくる場合もあります。
そんな時には、もう1度『何がダメなのか?』を見直すことをお勧めします。
また、適切な飼育環境が保てているかという事を見る為にも、出来れば毎日行うようにした方が良いでしょうね。
でも、なかなか見る事が出来ない方もいるでしょう。そんな時には、定期的に観察するように心掛けて下さい。