メダカの育てる為の水草の役割とは?

2010年6月11日

メダカに限っていう話ではありませんが、魚類を飼うためにはやはり水草は必要不可欠な飼い方です。

簡単に言うと、基本中の基本という事なのです。

何故なら、地上の植物と同ように水草には、二酸化炭素と利用して酸素へとする役割を持っているからなのです。

飼い方として、酸素が水中にたくさん入るようにしておけば、水草の量をたくさん入れる必要は基本的にありません。

しかし、残念ながら水面から入ってくる酸素量とは限られてしまいます。

但し、いくら酸素が必要だからと言っても、たくさん水草を入れ過ぎた飼い方をするのは辞めて下さい。

それは、昼間光合成をする水草は、二酸化炭素を吸って酸素を出しますが、夜は逆に呼吸してしまうのです。

このことから、大量に入れる事で酸素不足となってしまう原因を作る事になってしまいますので、注意するようにしましょう。

その他、精神的にメダカが落ち着いた状態を保つ事も出来ます。

臆病な生き物でも有名なメダカは、たくさんの隠れる場所を作ってあげる飼い方がとても大好きです。

他にも、隠れ場として小石や流木をいれてあげると良いでしょうね。

また、水草を入れない水槽と入れた水槽とでは、水の綺麗さが数倍も違います。

何故なら、食べ残しやフンからアンモニア等が発生するのですが、水草はこれらも養分としてくれるからです。

そのように素晴らしい水草ですが、種類も色々とあります。例えば、砂利に固定する物や浮いているものなどです。

水草ではありませんが、「ホテイアオイ」という物は浮草タイプですが、二酸化炭素を水中に放つ事がないのでお勧め出来ます。

浮草はとても便利でよいのですが、飼い方として利用する場合には、水面を覆う事はしないで下さい。

浮草で水面と覆ってしまうと、光が水中にある水草に入らず、枯れてしまうからです。